日本では古来より大切な赤ちゃんの健やかな成長を願うために産後行ってきた行事が数多くあります。
「出産祝い」とはご家族やご友人など、赤ちゃんが無事生まれてきたことへの喜びと健やかな成長を願い、衣類や食べ物、縁起物を贈るお祝い行事です。
出産祝いの発祥・由来は諸説ありますが、平安時代の「産養い(うぶやしない)」が起源ともいわれ、生後7日の夜にお祝膳を食べて命名式をする「お七夜」を始め、生後3日、5日、7日、9日の夜に親戚が集まり祝い宴を行っていました。
当時は手作りの紋付や着物、縁起物を贈る習わしがありましたが、現在では近しい親族での祝宴、おむつケーキやベビー用品のプレゼント、お祝い金を包んで渡すことなどが主流となっています。
出産祝いのタイミングは、お七夜(生後7日)からお宮参り(生後1ヵ月)までとされていますが、
現代では産後1週間ほど入院しているケースも多いため、お母さんに負担がかからないようにする為にも、産後2~4週間を目安にお祝いを贈るのがベストと言われています。
出産祝いの後も、お七夜、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデイ、一升餅・・・など赤ちゃんに関する様々な行事が行われます。
大切な赤ちゃんの健やかな成長を祈る節目のお席に、お祝い料理.comの慶事・お祝い仕出し料理が、家族団らん華やかな空間の一助になれましたら幸いです。